あせること の例文

あせること の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→あせる

「あせること」の書籍での例文

こんな処に働いてゐる女達は、我々が卑小な現実をより以上に高めやうとあせるところの多くは空しい企てにとつて、全く縁がないのだつた。
取り出そうにも何も、寝巻なりで飛び出した私は、気ばかりあせるだけで、泣くにも泣けずあの燃えさかる火の海をみてただけでございます。
せきたてられてもぶたれても、別にあせる模様もなくどこまでものんびりである。
彼らは、そこを「蓮中の宝芯」と呼んで登攀をあせるけれど、まだ誰一人として行き着いたものはない。
人間の気が短くなって来たから、誰も彼も競争で早く早くとあせるんですね。
気をあせればあせるほどよけい道が分からなくなって、とうとう人の足跡のない深い山奥の谷の中に入り込んでしまいました。
私は一日も早く夫人の像を納めたいとあせるのであるが、楠公夫人のお顔がどうしても想像出来ないのであった。
あせればあせるほど、いい考案も出て来ないという有様で、あれこれと迷っているうちにあと一週間という時になって始めて不動の構図に想い到った。
そしてまた、はやくそれをぬぎたいとあせるようになるでしょうよ。

「あせること」のオンラインでの例文

思い出の絵なども、色あせる前に、ホコリがかかる前に、一番きれいな状態の時に写真に撮り「感写」し、「感捨」する。

「あせること」の関連語句

素早さ速度スピード速さ機敏さ迅速さす早さ

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