うろうろ の例文

彷徨う・ぶらぶらする・徘徊・ぶらつく 等の意味を持つ「うろうろ」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「うろうろ」の書籍での例文

勿論、僕はなんの手伝いをするわけでもなく、羽織袴でただうろうろしているばかりであったが、それでもいい加減に疲れてしまった。
そこに隣家国枝さんとの境の垣に金紅色の蕾を寄り合わせ盛り合わせているぼけの枝は——だが、その蔭にうろうろしていたのは可愛ゆいカナリヤの雛ではありませんでした。
省作は立ったまま座敷の中をうろうろ歩いてる。
とうぜんとっぴょうしもない出来事をおこさせるおどけ者の運命は、案外わたくしたちの身近に、うろうろしているのだ。
甚作 新田の権が、昨日夕方裏の畑のところを、うろうろしていたけに、あいつかも知れんぞ。
爺は、そんなことを言いながら、しばらく山茶花の木の下で、うろうろしていた。
座談会の出席者は、討論の相手とマイクとどちらの方へ話しかけていいのかうろうろ迷っているし、共産党員は威勢ばかりで懐疑のない声だ。
けれどまた、己惚れをすっかり失ってしまって、うろうろすることも時にはある。
大学へ行かず本郷でうろうろしていた二十六の時、スタンダールの「赤と黒」を読み、いきなり小説を書きだした。
ああして狂気の顔が、水に濡れたされこうべのように月の中へ浮んで、うろうろ四辺を振り向いた様子は、この世からの外道ともいおうばかりだ。

「うろうろ」のオンラインでの例文

夕焼けとライトアップの紅葉の境目をうろうろする。
カウンターテナーという声の特質上、喉のポジションの変化がある音域を大事な旋律線がうろうろしないこと。
ダーダネルス海峡を貨物船が通る本やPCを手に室内やバルコニーをうろうろした後、落ち着ける場所を見つけます。
こちらでも御朱印を貰いたくてうろうろ

「うろうろ」の関連語句

歩く歩行歩むではあるであるでご座るで御座る

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