おなじく の例文

亦・やっぱし・同じく・同様・又 等の意味を持つ「おなじく」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「おなじく」の書籍での例文

三上はおなじく立ち泳ぎをしながら西瓜と真桑瓜の皮をむいた。
正面おなじく森々たる樹木の梢。
熊野本宮に湯治に行く病人と言ふ点、おなじく毒酒から出た病ひの俊徳丸に聯想せられる点から、癩病と考へもし、餓鬼と言ふ名から、疳に思ひ寄せた事と思はれる。
次に伊万里川は北に流れ、大河内の近くを過ぎ、伊万里町を貫き、有田川の末とおなじく、牧島湾に注ぐ。
が、どうも考へてみると、この町には九江や湖口とおなじく、住民がまだ多く還つて来てゐないらしい。
別に不断着物及び半纏に着くるもの、おなじく半襟と謂ふ。
是等はおなじく、神経の雋鋭になつたための一つの証候であるが、これは気稟に本づく方嚮の違ひであると謂つていいだらう。
少しく離れて、猿まはし與助は手拭を頸にまき、浴衣の上に猿を背負ひ、おなじく尻からげの跣足にてぼんやりと立つてゐる。
上代皇族の名に、まろ・まりなどついたものゝあるのは、まれとおなじく、尊・珍の名義を含んでゐるのかと思ふ。
おなじく二日の夜、町の名を言ひて、初湯を呼んで歩く風俗以前ありたり、今もあるべし。

「おなじく」のオンラインでの例文

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「おなじく」の他の表現

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