おびただして の例文

夥しい 等の意味を持つ「おびただして」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→おびただしい

「おびただして」の書籍での例文

秋の赤蜻蛉、これがまた実におびただしいもので、秋晴れの日には小さい竹竿を持って往来に出ると、北の方から無数の赤とんぼがいわゆる雲霞の如くに飛んで来る。
妻はいよいよ怪しんで、火を照らして窺うと、籠のそばにはおびただしい血が流れていた。
今、おびただしい噴行艇の群も、大宇宙をとんでいく。
そのうちに、わたしが鋸山へ登って、おびただしい蛇に出逢った話をすると、半七は顔をしかめながら笑った。
しかもおびただしい松葉を積みくべたのは、そのうず高い灰を見ても知られた。
踊り子の親兄弟や見物の人たちで広い二階は押し合うように埋められて、余った人間は縁側までこぼれ出していたが、楽屋の混雑は更におびただしいものであった。
どこへ行ってもそれはおびただしい猫で、世の中はまったく猫の世界になったようでした。
地球が生れて八十億年、その間にどのくらいおびただしい人間が生れたか数えられないほど多いが、宇宙塵に化した人間はただひとり、渋谷博士が数えられるだけである。
そのおびただしい疲労のなかにも、会社の仕事はますます繁劇を加えるばかりで、佐山君らはほとんど不眠不休というありさまで働かされた。
その代わり埓のあくことおびただしい

「おびただして」のオンラインでの例文

「おびただして」の現代の例文は見つかりませんでした

「おびただして」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

多て夥して

「おびただして」の関連語句

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