がらんとなる の例文

がらんとなる の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→がらんと

「がらんとなる」の書籍での例文

空いた電車が五台ばかり、燕が行抜けそうにがらんとしていた。
扇を腰に、がたがたと格子を開けると、汚い二階家の、上も下も、がらんとして、ジイと、ただ、招魂社辺の蝉の声が遠く沁込む、明放しの三間ばかり。
そして、人けのないがらんとした教室の運動場に面した窓枠に、黒い詰襟の洋服がだらりとかかっているのが始終だった。
まことに、この大旅館はがらんとしていた。
一番後に押いつた家は、りつぱな酒場であつたが、家人は逃げてしまつて家の中はがらんとしてゐた、酒場の窓から青いお月さまの光りが室にいつぱい射しこんでゐた。
その部屋は十坪ほどのがらんとした客間だった。
食堂車の中はがらんとして、客はたった一人しかいない。
広い、がらんとしたお寺の座敷で、私は、焼酎なるものをはじめて飲んだ。
がらんとした旅館の一室。
がらんとした旅館の一室。

「がらんとなる」のオンラインでの例文

「がらんとなる」の現代の例文は見つかりませんでした

「がらんとなる」の関連語句

なる変ずる転じる転ずる革まる改まる化する変わる変る化す変える変じる改める

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