けり持ち切の例文

けり持ち切の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

基本形→けり

「けり持ち切」の書籍での例文

片恋のわが世さみしくヒヤシンスうすむらさきににほひそめけり

芥川竜之介歌集

芥川竜之介

「伝吉のありかには気づかずありけん、悠々と刀など押し拭い、いずこともなく立ち去りけり。

伝吉の敵打ち

芥川竜之介

花が咲くゆえがまんできけり、と特にけりで結んだあたりが、またいちだんとね、えもいわれぬ味があるよ」

右門捕物帖

佐々木味津三

発車の号令は割るるばかりにしばらく響けり。

そや無けりや風かいのう。

南蛮寺門前

木下杢太郎

三十人に余んぬる若き男女は二分に輪作りて、今を盛と歌留多遊を為るなりけり。

これでよろしけりや、——入らぬ物をお買ひになるには及ばないです。

あばばばば

芥川竜之介

然て悩ける程に死にけり。

芥川竜之介

わしもお前さんさへ好けりや、いつまでもこの家にゐる気だわね。

芥川竜之介

伊勢の海阿漕ヶ浦に引く網もたび重なればあらわれにけりで、何時しか伯父様が気附いた。

根岸お行の松　因果塚の由来

三遊亭円朝

「けり持ち切」のオンラインでの例文

瓶かめにさす藤の花ぶさみじかければ　たたみの上に　とどかざりけり　　正岡子規　カメに挿してあるフジの花が短いので、畳まで届いていない。

「けり持ち切」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

フィニッシュ持ち切エンディング持ち切終幕持ち切終局持ち切最後持ち切決着持ち切終決持ち切止め持ち切終り持ち切幕切れ持ち切結び持ち切結末持ち切終結持ち切幕ぎれ持ち切終了持ち切結尾持ち切結持ち切終持ち切完持ち切幕切持ち切末尾持ち切エンド持ち切最終持ち切終末持ち切末持ち切おしまい持ち切終止持ち切

「けり持ち切」の関連語句

出来事でき事

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