「ことごとく」の例文

「ことごとく」の書籍での例文

何もかもことごとくはっきりと見える。

不思議な島

芥川竜之介

彼等は仇を取った後、警官の捕縛するところとなり、ことごとく監獄に投ぜられた。

猿蟹合戦

芥川竜之介

それをことごとく神聖がるのは世界に遍満したセンティメンタリズムである。

少年

芥川竜之介

脂ぎった赭ら顔は勿論、大島の羽織、認めになる指環、——ことごとく型を出でなかった。

魚河岸

芥川竜之介

第一これは顔を除いて、他はことごとく黒檀を刻んだ、一尺ばかりの立像である。

黒衣聖母

芥川竜之介

それに次いで、ほとんど一村の老若男女が、ことごとくその声を聞いたのは、寧ろ自然の道理である。

貉

芥川竜之介

翅も脚もことごとく、香の高い花粉にまぶされながら、…………

女

芥川竜之介

わたしたちの祖先はことごとくわたしたちのうちに息づいている。

十本の針

芥川竜之介

全国の都市の多くはことごとくその発達の規範を東京ないし大阪に求めている。

松江印象記

芥川竜之介

自分の見、自分の聞くすべてのものは、ことごとく、大川に対する自分の愛を新たにする。

大川の水

芥川竜之介

「ことごとく」のオンラインでの例文

　皮膚科に行っても良くならず、化粧水などもことごとく合わず。

ナカちゃん

実は歴代の彼氏はことごとく、私の趣味を嫌がった。

いとうゆみ

入学直後、たしかに自分は色々なプログラムに申し込んだり、授業に参加したりしたのですが、ことごとく失敗しました。

東北大学学友会蹴球部広報

一発でことごとく落ち、賓客に取り与えた。

みし

モーリス・ラヴェルも、パリ音楽院の在学時にはことごとく賞を逃し、サロンで地道に顔を売ることからキャリアをスタートさせた。

ナクソス・ジャパン

ことごとくの例文

「ことごとく」の書籍での例文

「ことごとく」のオンラインでの例文

「ことごとく」の他の表現

ことごとく の例文

「ことごとく」の書籍での例文

「ことごとく」のオンラインでの例文

「ことごとく」の他の表現

ことごとくの例文