ごつし の例文

ごつし の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「ごつし」の書籍での例文

……雪が消えて、まだ間もない、乾いたばかりの——山国で——石のごつごつした狭い小路が、霞みながら一条煙のように、ぼっと黄昏れて行く。
時に、当人は、もう蒲団から摺出して、茶縞に浴衣を襲ねた寝着の扮装で、ごつごつして、寒さは寒し、もも尻になって、肩を怒らし、腕組をして、真四角。
手織縞のごつごつした布子に、よれよれの半襟で、唐縮緬の帯を不状に鳩胸に高くしめて、髪はつい通りの束髪に結っている。
その谷川にのぞんだ川べりにはちょっとした牧草もあり、空をつくようなかしの木や、ごつごつしたくりの木がしげっていた。
岩石で恐ろしくごつごつした不毛な島で、一群の黒い岩がその周囲に点々として散在している。

「ごつし」のオンラインでの例文

「ごつし」の現代の例文は見つかりませんでした


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