もちろん、営業部からは続刊の希望もあったが、すでに一年間と
さだめた終刊の時期も過ぎているので、名残り惜しいが燈台の灯を消すことにした。
……正成自害したりと思わば、関東勢
さだめて喜びをなし、下向するに相違ない。
それに引きかえて姉のわたしは、二十歳という今日の今まで、夫も
さだめずに過したは、あたら一生を草の家に、住み果つまいと思えばこそじゃ。
それに引きかへて姉のわたしは、二十歳といふ今日の今まで、夫も
さだめずに過したは、あたら一生を草の家に、住み果つまいと思へばこそぢや。
燕という鳥は所を
さだめず飛びまわる鳥で、暖かい所を見つけておひっこしをいたします。