しっとり の例文

しっとり の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「しっとり」の書籍での例文

如月のはじめから三月の末へかけて、まだしっとりと春雨にならぬ間を、毎日のように風が続いた。
褄を高々と掲げて、膝で挟んだあたりから、紅がしっとり垂れて、白い足くびを絡ったが、どうやら濡しょびれた不気味さに、そうして引上げたものらしい。
戸外の広場の一廓、総湯の前には、火の見の階子が、高く初冬の空を抽いて、そこに、うら枯れつつも、大樹の柳の、しっとりと静に枝垂れたのは、「火事なんかありません。
京の夜露はもうしっとりと降りてきて、肌の薄い二人は寒そうに小さい肩を擦り合ってあるき出した。
秋草の上には夜霧が最早しっとりおりていた。
購買力を誇張しないだけでも、町びとの暮しが何となくしっとりした素朴を保って行くことが出来るのであろう。
長つゆがようやく上がって、しっとりと深い霧の降りた朝——ちょうど見まわり当番に当たっていたのは三宅平七以下四人の若侍たちでした。
暫く途絶えたかと思うとまた、静かな朝の深い霧の中から、夢色のしっとりと淡白いその霧の幕をふるわせて、はげしく罵り合う声が聞えました。
手にとってみるとしっとりとしたしめりを含んでい、掌の上ですぐにも溶けてしまうような淡雪だった。
小暗い杉の下かげには落葉をたく煙がほの白く上って、しっとりと湿った森の大気は木精のささやきも聞えそうな言いがたいしずけさを漂せた。

「しっとり」のオンラインでの例文

何も付けない時や洗い流さないトリートメントでケアしていた時より、しっとりボリュームダウンしてくれています。
どれも適正量で使えば、髪がしっとり仕上がります。
あなたは優しい目だけど とてもブルー凍りついてしまうほどインパクトのある歌い出しから始まり、先程までの軽快さが薄れたしっとりとした曲です。
どちらかとゆうとしっとりした内容の化粧水があっている。
ただ、このしっとり感がベタつきに近くて目元のメイクがヨレやすいとも思いました。
まあ、するとしっとり
かと思えば、更紗と朱理のシーンや四道と千手姫のシーンなど、しっとりしたシーンはじっくりと見せてくれる。
どんなにしっとりとしたクリームアイシャドウでも大荒れしていたイヤイヤ期の子どもみたいな私のまぶたもETVOS様のアイシャドウの前では黙りましたよ。
みんな大好き!間違いない『ほたて貝』は大ぶりでぷりぷりの弾力!!出汁がしっかりしっとり塩加減もいうまでもなく最高なのだ!!!うまうま。
しかしそこで保湿剤を塗らずに待てば、環境に適応して肌がしっとりすると言われています。

「しっとり」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

そっとやおらやんわりのったり徐にそろそろ徐ろにそろり

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