つくづくたる の例文

熟ら・心して・つぶさに・熟々・倩ら・篤と・つらつら 等の意味を持つ「つくづくたる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→つくづく

「つくづくたる」の書籍での例文

この上で又た立停って前途を見ながら、由井ヶ浜までは、未だ三町ばかりあると、つくづく然う考えた。
殊にこの特長の発達している私には食後の大儀なこと、客人の前の長時間などは、つくづくこの女子にのみ課せられた窮屈な風習に懲りて居ます。
その後を見送って、島野はつくづく舌打をした。
渡された布を月影に隙かしつくづくと眺めた庄三郎は思わず感嘆したのであった。
私が思わず硝子近く寄って、つくづく眺め入るのを見て、有志の一人は側に来て言った。
つくづく小田原の壊はれた木兎の家に帰りたくなつてゐる。
こんな、少年時代の出来心で選んだ生涯の道程を、今となっては是が非でも、遂行しなければならぬ羽目にいる俺を、つくづく情なく思う。
行き暮れて辻堂に寝たときとか、汚い宿に幾日も降り籠められていたときなどには、彼はつくづく敵討が嫌になった。
つくづく見れば羽蟻の形して、それよりもやや大なる、身はただ五彩の色を帯びて青みがちにかがやきたる、うつくしさいはむ方なし。
私は他人の理解というもののアテにならぬ事をつくづくさとりました。

「つくづくたる」のオンラインでの例文

まとめて売るとか、何かのついでに捨てるとか段取りを考えないと、時間がいくらあっても足りないなとつくづく思う。
つくづくメンタルが鍛えられる仕事であります。
だからといってお金が貯めれた訳ではなく、精神疾患になり働けずそもそもの収入が少なかったので、貯まるわけはない😂つくづく、育った環境に影響されるんだなと感じる。
つくづく、家に帰ったあとの騒音が心配。
✅最後にパソコンはやっぱりオワコンなんなんだなぁって、最近、つくづく思うようになりました。
つくづくとそう思った。
記録として映像が残り歌舞伎座に行けなくても見られるのはありがたいが、早替りはやはり生がいいなぁとつくづく感じる。
私は懐かしさ余って、いろいろのカセットを手に取っては、三十分ばかしもつくづくと眺めていました。
  便利、不便は紙一重なのだ、とつくづく思う。
就職はマッチングの結果であり、つくづく「縁」というものを感じた3か月間だった。

「つくづくたる」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

すっかりたる悉にたる備にたるまんべんなくたる篤とたる満遍なくたるつらつらたるとっくりたるじっくりたる具にたる心してたる逐一たる洗いざらいたるまったくたる熟熟たるつぶさにたる

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