ぶざま の例文

ぶざま の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→ぶる

「ぶざま」の書籍での例文

もともと人一倍そういったところが好きで、深刻そうに真面目ぶるのが苦手の性分でもあるが。
その好意の最も著しい現はれは、作品の粗雑さを殆ど不問に附し、作者のぶざまな泣き笑ひを、寛大にも、「無理ならず」として強く肩を叩いてくれてゐることだ。
一人のシェークスピアが栄えた背後に、幾人の群小戯曲家が、無価値な、滅ぶるにきまっている戯曲を、書き続けたことだろう。
湯にしてやや冷を帯ぶるものを見、これを指して水なりといい、水にして少しく熱を含むものを見、これを指して湯なりという、ここにおいて庸俗の徒ははなはだ惑う。
「まさに九月九日、だんなをめえにしてりこうぶるようだが、一年に九月九日っていう日はただの一日しかねえんですよ」
藻が身ぶるひをする。
ジガ蜂は引つかかつたなと思ふと、ぶるんと激しく足ぶるひして次の瞬間にはもう器用に抜け出して、そんなことがあつたともいはぬやうな顔で高い夏空さして飛んで行つた。
しかも往年の高平太が一躍して太政大臣の印綬を帯ぶるや、彼等は彼等を囲繞する社会に、黄金の勢力を見、紫綬の勢力を見、王笏の勢力を見たり。
異国の空の下でむだにあくせく働いたわけで、顎や頬いちめんの異様な髯が、子供のころから見慣れた顔をなんともぶざまにおおっていた。
路すがら手も足も冷え凍り、火鉢の上へ突伏しても、身ぶるひやまぬ寒さであつたが、

「ぶざま」のオンラインでの例文

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「ぶざま」の関連語句

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