屋根屋の親かたもこの節は紺の背広に中折帽をかぶり、
ゴムか何かの長靴をはいてゐる。
しかし僕は夢の中に
ゴムか何か燃やしてゐるらしい悪臭を感じたのを覚えてゐる。
女の児はそれを
ゴムで奇麗に消して、間違った答えをみんな直して、明日の宿題までも済ましてしまいました。
すると毒蛇のようにのびた角は、
ゴムがちぢまるように、するするぴちんとちぢんで、もとのように短くなった。
「会社の仕事が? なーに、どうだか判ったもんじゃないよ、この不景気に
ゴム工場だって同じ『ふ』の字さ。
川上君は、顔がまるく、ほっぺたが
ゴムまりのようにふくらみ、目がとてもちいさくて、鼻がとびだしているので、まめタヌキのように、とてもあいきょうのある顔の少年だ。
潮なりの滿ちし遊廓にかろ/″\と われ投げ入れし
ゴム輪の車