「ハツ箱」の例文

「ハツ箱」の書籍での例文

登「ハツ／＼お召でござりますか。

源「ハツ／＼ド何うぞモウ一杯お湯を…。

さういふ点で、一つ紛糾を起さぬやうにハツキリした途をつけたいものです。

一疋、ハツと飛退つたが、ぶつ／＼といふ調子で、

友田君の初舞台は新劇協会だが築地小劇場が出来て其メムバーになつたのが大体新劇俳優としてのハツキリした出発点である。

火箭が飛ぶ、火が油に移る、嗚呼そのハツ／＼と燃え初むる人生の烽火の煙の香ひ！　英語が話せれば世界中何処へでも行くに不便はない。

私はハツとして眼を開いた。

「一寸其中に入つて見よ」と口輕に申されければ、彼の男ハツといひて何心なく籠に入る。

ハツと呼吸を引く。

之だけ讀んだので此の言葉の意義内容が私の頭の中にハツキリして來た。

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