上の空 の例文

上の空 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「上の空」の書籍での例文

私ども内輪でいくらやかましくいっていても、料理人たちは上の空でだめですから、こういう機会に、本気で聞かせようと思っているのであります。
御客様がたは、だいぶ御酒を召しあがって、随分上機嫌におなり遊ばしましたが、私は恐しいやら、苦しいやら、恥かしいやらで、心も上の空で御座いました。
上の空の足が躍つて、ともすれば局の袴に躓かうとする状は、燃立つ躑躅の花の裡に、鼬が狂ふやうである。
ことに門の上の空が、夕焼けであかくなる時には、それが胡麻をまいたようにはっきり見えた。
やがて、その黒い点は、だんだん大きくなって、みんなの頭の上の空に飛んできたのです。
殊に門の上の空が、夕燒けであかくなる時には、それが胡麻をまいたやうにはつきり見えた。
橡の若葉が重なり合つて、路の上の空を遮つた枝には、二匹の仔猿をつれた親猿が、静に私たちを見下してゐた。
その木の上の空には、あけ方の半透明な光が漂つて、吐息ほどの風さへない。
だから彼女は馬車の中でも、折々話しかける父親に、上の空の返事ばかり与へてゐた。
夕やけが丘の上の空を彩りはじめた。

「上の空」のオンラインでの例文

聞くと彼は奥様からDVを受け、今日はやる気がありませんと言ったきり上の空

「上の空」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

うわの空油断

「上の空」の関連語句

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