づさ の例文

づさ の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「づさ」の書籍での例文

その後、夜毎に、季節の木草をたづさへて、窓を訪れる習ひとなつた。
この男は、先づ一冊の本をたづさへてきたのである。
その翌日、彼は上京中の対局料をたづさへて津軽へ戻るところであつたが、封も切らずに、全部神様にさゝげてしまふのだからね、と、新聞の人がガッカリして私に云つた。
長い日本の小説史を顧ると、伝説を固定させた創作が、だん/″\くづされて伝説化していつた事実は、ざらにあることだ。
「愍然想つてくれ召せや」と磯藻の様になづさひ寄る濃い情に、欠伸を忘れる暇もあつた。
この問題を除外して、今われわれが「舞台の仕事」にたづさはることは、殆ど無意味である——といふことであつた。
私は文学にたづさはるものゝ一人として、むろん、多少の感想はないことはないが、それを今、なんのために、誰に向つて云ふべきであらう。
この童謡は国国で色色と歌ひくづされてゐます。
初秋の薄ら冷たさも身に泌みなれた九月下旬の或日の夕方、いよ/\それを取はづさうとして手をかけた。
づさういふ熱心さはそのころ誰しも抱いてゐたところである。

「づさ」のオンラインでの例文

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