「本意」の例文

「本意」の書籍での例文

ますます私の本意ではない。

四月馬鹿

織田作之助

が、そう云う偉い人を知らずにいるのは不本意だったから、その飯田蛇笏なるものの作句を二つ三つ尋ねて見た。

盲人は本意無げに呟けり。

しかも、彼の領土は不本意にも再び惨憺たる戦場と化してしまつた。

レオポール三世の悲劇

岸田国士

甲馬乙馬に幾何の投票あるゆえ丙馬を買って、これを獲得せんとするこそ、馬券買の本意ならずや。

しかしそれは本意ではない。

「やはり本意を遂げたと云う、気のゆるみがあるのでございましょう。

或日の大石内蔵助

芥川竜之介

私が本意なく思って、「書きもののための計画」のことを少し話してみると、娘はちょっと考えていたが

河明り

岡本かの子

亂暴者が凶器を振り舞はすのを差抑へるのが、武の本意である。

支那人の文弱と保守

桑原隲蔵

わたしはこゝで、駁論を書くのが、本意ではありません。

茂吉への返事

折口信夫

「本意」のオンラインでの例文

　私は、不本意ながらも、現代語訳のついた小学館の古典文学大系の源氏物語を読んでいます。

西森さん

その試合で僕は不本意なファールで累積が溜まった。

上智大学体育会サッカー部

このこと学び、今ではなるべく自分本意で時間を使うように意識するようになりました。

近江紀哉【地域クリエイター】

相手にだって自由な時間を過ごす権利はあるわけだから、そこを縛るのは本意ではないし、こちらだって縛られたくない。

n.hira@がんばらない

　結局、その心遣いに応じるためだけに、私は不本意ながら夕食会に参加させて頂いた。

北欧の街角で

不本意ではあるが。

喜々［創作短文BL］

当人は不本意ながら自らを「少々ものを知らぬ」と評するが……人間誰しも自尊心があり、実のところ彼はかなりの馬鹿である。

純戦士のおじさん

本意 の例文

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