恐らく大革命の騒ぎの最中でも、
世界大戦の混乱と動揺の中でも、食事の時だけはこういう態度を持ち続けたであろう。
私がドイツへ行ったのは
世界大戦の直後であったからドイツ全国民を挙げて外来語の排撃につとめている時であった。
そして
世界大戦が鎮まって、わしが再び世にあらわれるまでは、それを各自が、ちゃんと保管していてくれ。
世界大戦は済んだとは云え、何処か知らで大なり小なりの力瘤を出したり青筋を立てたり、鉄砲を向けたり堡塁を造ったり、造艦所をがたつかせたりしている。
もっとも第三期の思想の潮流は大正年間まで(すなわち
世界大戦まで)及んでいることはいうまでもない。