両側性 の例文

両側性 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→両側

「両側性」の書籍での例文

狭い往来の両側にはずっと芽をふいた生垣が続き、そのまた生垣の間にはちらほら桜なども咲いています。
少女は自働車のまん中にある真鍮の柱につかまったまま、両側の席を見まわした。
その床の間の両側へみな、向いあって、すわっていた。
そうしてその入口の両側には、見上げるような大書棚が、何段となく古ぼけた背皮を並べて、まるで学問の守備でもしている砦のような感を与えていた。
明い瓦斯の光に照らされた、幅の広い階段の両側には、殆人工に近い大輪の菊の花が、三重の籬を造つてゐた。
しかし汽車が今将に隧道の口へさしかからうとしてゐる事は、暮色の中に枯草ばかり明い両側の山腹が、間近く窓側に迫つて来たのでも、すぐに合点の行く事であつた。
その途端につき当りの風景は、忽ち両側へ分かれるやうに、ずんずん目の前へ展開して来る。
荒廃と寂寞——どうしても元始的な、人をひざまずかせなければやまないような強い力がこの両側の山と、その間にはさまれた谷との上に動いているような気がする。
両側に桜並み木のずっとならんだ紅葉坂は急勾配をなして海岸のほうに傾いている、そこを倉地の紺羅紗の姿が勢いよく歩いて行くのが見えた。
石段はその幅半間より狭く、両側は高い壁である。

「両側性」のオンラインでの例文

両側ページにイラストがあり、その哲学者のエピソードをまとめながら、楽しくわかりやすく、読みやすいだろう。
朝、わたしが目をさますと、顔の両側には三つ編みのお下げ髭がついている。
手押し車の両側を二匹の小型犬が歩いている。
海岸から伸びる道の両側はカフェが並ぶここのモスクはミナレット(塔)がひとつだけ。
三嶋大社の総門前に南北に延びる表参道の東西両側には大きな池が広がっており、西側の池には出島があって厳島神社が祀られている。
外苑東通りからこの場所までの遊歩道は、両側の木々たちがゴールドのイルミネーションに染まっている。
偶には額に鼻がついているとか、魚の様に目が頭の両側に離れてついていれば彼にも覚えやすかった。

「両側性」の関連語句

多面的多辺の

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