医学は
主観的認識の問題であるか、薬物の客観的効果の問題であるか。
その捉え方が、
主観的、感性的で、自分をも含めて客観された後に発現した感性とちがう。
私は、むしろ、
主観的に、自分の立場を率直に語つて、わかるものだけにわかつてもらへればよいとしよう。
現実が極めて安意な無目的の状態に見えるのも、或いは希望の光りに輝いて見えるのも畢竟、
主観的の問題である。
主観的信念より、客観的組織に就くことは自然として、何等疑いを挾まない。
前二者の客観的なのに較べて
主観的であり、抒情的である。
主観的に之を見る時は、此の世界は一種の自動機関なり、自ら死し、自ら生き、而して別に自ら其の永久の運命を支配しつゝあるものなり。
客観的人生にのみ心酔して
主観的人生を顧みざるが如き趣きあり。
一は客観的実相を尚び、一は
主観的心想を重んずる当代の両名家。