課長は大湯呑を左手に移し、右手の太い指を延ばして帳簿の天頂から長くはみ出している
仕切紙をたよりにして帳簿のまん中ほどをぽんと開いた。
板の間を
仕切つて一と部屋にする必要が生じたといふのである。
入ると直ぐ下駄直しの仕事場で、脇の方に狭い階段が付ていて、仕事場と奥とは障子で
仕切てある。
ノルウェーの首都クリスチアニアにあるヘルマーの家(大建物の内部を幾家屋かに
仕切つた一つ)
何だか此池を
仕切つた屋根のあたりで頻に礫を打つやうな音がしたが、ぐる/\渦を卷いちやあ屋根の上を何十ともない礫がひよい/\駈けて歩行く樣だつた。
」と、馬鹿囃子に浮れたやうに、よいとこまかして、によいと突立ち、腕に抱いた小兒の胸へ、最一つ頤を壓へに置くと、勢必然として、取つたりと云ふ
仕切腰。