付し末 の例文

付し末 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→付し

「付し末」の書籍での例文

勿論、屋敷の名前にもかかわるというので、固く秘密に付していたのであるが、口の軽い若侍らがおしゃべりをしたとみえて、その噂がそれからそれへと伝わった。
「女も欲しけりゃア金も欲しいっていうような眼付していやがるからよ」
すなわちある者は、従来久しくその家に養われおる女子(年齢十八、九歳)に、狐狸もしくは蛇の類が付して、かくのごとき怪事をなさしむるならんと想像せり。
これをきいて、たちどころに一笑に付したのは狂六だった。
二、三、話があってそれを娘に相談したけれど、娘はそれを一笑に付して相手にならない。
が、警察の方も厳しく警戒はするものの、さて禁を犯して撮ってしまったところで、盗賊をしたという訳ではなし、そのまま不問に付してしまうのです。
その妖怪がよほど特別の禍いをなさない限りは、いっさい不問に付しておくのが習いで、そのころの江戸市中には化け物が出ると云い伝えられている場所はたくさんあった。
ただ新聞記者の業に在る者潜心校閲の暇なく、新聞紙を切り抜きたるままこれを植字に付したるは醜を掩うあたわざるゆえんなり。
校歌といふのは、秋田県角館中学校の校歌を平福百穂画伯から嘱付して赤彦君に作つて貰ふことになつてゐた。
阿Qは大総統の上諭に依って国史館に宣付して本伝を立てたことがまだ一度もない。

「付し末」のオンラインでの例文

同書において特徴的なのは、玉井が『弁内侍日記』の日付順を崩すことのないまま全体の記述を175段に分けて捉え、話題ごとにわかりやすく小見出しを付している点です。
本書巻末には詳細な年譜・解題・解説を付します。

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