仰山たる の例文

誇大・ぎょうさん 等の意味を持つ「仰山たる」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→仰山

「仰山たる」の書籍での例文

三年まえの尾濃震災におびやかされている東京市内の人々は、一時仰山におどろき騒いだが、一日二日と過ぎるうちにそれもおのずと鎮まった。
然し次の瞬間、尹さんは先の仰山な用件はけろりと忘れたものか、
震火で灰となった記念物の中に史蹟というのは仰山だが、焼けてしまって惜まれる小さな遺跡や建物がある。
といい方が仰山なのに、こっちもつい釣込まれて、
銭が仰山あるせになんぼでも入れたらえいわいな。
浅々と青く萌初めた麦畠の側を通りますと、丁度その畠の土と同じ顔色の農夫が鍬を休めて、私共を仰山らしく眺めるのでした。
臺所から縁側に出て仰山に覗き込む細君を「これ平民の子はそれだから困る……食べものではないよ。
故に慾心と云ふもの仰山起り來て、天理と云ふことを覺ることなし。

「仰山たる」のオンラインでの例文

「仰山たる」の現代の例文は見つかりませんでした

「仰山たる」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

ぎょうさんたる大層たる

「仰山たる」の関連語句

さらなる過度いくらか大きい

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