伸べて の例文

廓大・郭大・広める・拡がる・広まる・広ぐ・伸びる 等の意味を持つ「伸べて」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→伸べる

「伸べて」の書籍での例文

臂肘甚だ長く、屡長臂を山巓に伸べて数千の貝子を東溟の中に撮り、其の子を嚼ひ、殻を茲の地に棄つ。
其用意を持つて、此潮流に乗つて、年頃の枉屈を伸べるのが、当を得たものではあるまいか。
あの禿げた頭を前の方へ伸べて平たく座って見台を眺めたところを見ると吉備舞と異なって急に芸人臭い感じがした。
」と、忽ち手を伸べて肩をつかまへたのは彼の婦人で。
そして、その度毎に、旧時代の天才は、その時代を我もの顔に横行する凡庸作家を屠つた手に、若き新時代の天才の手に、友情と敬意に満ちた手を差し伸べてゐる。
手を伸べて燈を揺き消せば、今までは松の軒に佇み居たる小鬼大鬼共哄々と笑ひ興じて、わが広間を填むる迄に入り来れり。
その處はおほよそ扉の中程にてわれは僅に手をさし伸べてこれに達することを得き。
圭一郎は世の人々の同情にすがつて手を差伸べて日々の糧を求める乞丐のやうに、毎日々々、あちこちの知名の文士を訪ねて膝を地に折つて談話を哀願した。
時に、薄霧が、紙帳を伸べて、蜻蛉の色はちら/\と、錦葉の唄を描いた。
「まあ、可愛らしいこと」彼女はそれらを見つめ、泥のついた指を差し伸べて、そのまん丸い頬を弾いてみた。

「伸べて」のオンラインでの例文

クラスで目立つ存在ではなかったが困っている人にさりげなく手を差し伸べて優しさで包み込むミウに、一之瀬は淡い恋心を抱いていた。
全校生徒が面白おかしく笑う中、唯一手を差し伸べてくれたのが当時学校で一番の人気者、カルヴィン・ジョイナー。
でも、登園しづらくて、泣いている友だちがいたら、そこに手を差し伸べてくれる子がいる。
困ったときは手を差し伸べてくれる人がいる安心感、自分から動けばいくらでも学び、挑戦できる環境。
ネガティブで魅力が無かった私に唯一手を差し伸べてくれたのが彼。
誰かに手を差し伸べることができる人が夢に手が届く気がしています。
あなたの猫たちと同じような苦しい想いをしてる猫たちに、手を差し伸べる仕組みを作りたい。

「伸べて」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

広めて延ばして取り広げて延べて引き伸ばして拡がりて広まりて伸びて広げて広がりて伸び上がりて引き延ばして弘めて延びて拡げて伸ばして伸して繰り広げて

「伸べて」の関連語句

増やす増益増加大きくする増す加える加増益す殖やす増大化ける

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