余波 の例文

因果関係・結果 等の意味を持つ「余波」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「余波」の書籍での例文

一隻の小船が、日傘をさした男と船夫とを乗せて、ノタノタと動いていたが、その横を通った大きな汽船の余波を食って、転覆しかかっているのであった。
この村などは、明治初年この辺一帯に行はれた、奴隷解放運動に似た、被官廃止の騒動の余波を激しく受けて、旧来の歴史を随分に一蹴した事実もあるのである。
船のある事……帆柱に巻着いた赤い雲は、夕日の余波で、鰐の口へ血の晩御飯を注込むんだわね。
何んの余波やら、庵にも、座にも、袖にも、菜種の薫が染みたのである。
今この下人が、永年、使われていた主人から、暇を出されたのも、実はこの衰微の小さな余波にほかならない。
私の郷里は(宮城県玉造郡一栗村上野目天王寺)——奥羽山脈と北上山脈との余波に追い狭められた谷間の村落である。
ことに十九世紀末から今世紀の初めにかけてオマル・ハイヤーム熱は一種の流行となって英米を風靡し、その余波は大陸諸国にも及んだ。

「余波」のオンラインでの例文

その余波で私もいびられた。
絶対王政崩壊から生じた理性崇拝の余波は、天災という形で日本全土に飛び火した。

「余波」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

結果因果関係

「余波」の関連語句

意味意義のあること一義意義成果成り行き結末結果首尾仕儀作用効果成行き影響至り始末

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