が、僕の語学の素養は彼等の
内陣へ踏み入るには勿論浅薄を免れなかつた。
けれども、底を割つた話をすれば、東京の家元の舞台で舞ふより、黒川村の春日神社の
内陣で行はれるのを見るのがほんとなのです。
そのランプの光の中に、
内陣を囲んだフレスコの壁には、サン・ミグエルが地獄の悪魔と、モオゼの屍骸を争っていた。
内陣には御主耶蘇基督の画像の前に、蝋燭の火が煤ぶりながらともつてゐる。
その後の「ろおれんぞ」は、「さんた・るちや」の
内陣に香炉をかざした昔とは打つて変つて、町はづれの非人小屋に起き伏しする、世にも哀れな乞食であつた。
一同神官に導かれて拜殿に上り、こゝにて神官に祓ひ清められて、
内陣深く進み入り、神官の後ろにひざまづく。
