潮干の、みつの海女のくゞつ持ち、玉藻
刈るらんいざ行きて見む。
一杯飲んでいる内には、木賊
刈るという歌のまま、研かれ出づる秋の夜の月となるであろうと、その気で篠ノ井で汽車を乗替えた。
「人間の髪の毛を
刈るといふ仕事は、衛生上の必要と外容を整へる本能とを満足させる仕事であつて、一定の道具と技術とがありさへすれば立ち行く職である。
だから、午に投げ込むのと、夕方のとは、彼女の爺さんが、一日がかりで
刈ることになっていた。
むぐら
刈る利鎌のかまのやき鎌のつかのまも見む魂あひの友 (和田嚴足)