語学でもさうで、初歩からいきなり難しい
原書へ行く、みんな中間が欠けてゐる。
フランスに於ける
原書の最初の出版は一八九六年で、フラマリオン社から出てゐる。
翻訳するといふことは、
原書を少くとも十遍繰り返して読むことである。
上どう 上童、うへわらはと云ふべきのを此頃は字音のさへに称へしなるか或は
原書に上童と書きてありしを仮名にどうと書きあやまりしにもあるべし。
またかれらは死にに行くようなものだから止せといって止めるに違いないけれどもそれでは大切の
原書に依って仏法を研究することが出来ない。
極めて短い間だつたが、
原書・飜譯書の自由に與へられなかつた時期が續いた。
それによって訳者は
原書の生命を傷つける結果とならないことを念願すること切である。