「品行たり箋濁」の例文

「品行たり箋濁」の書籍での例文

色町で育ったけれど、いや、それだからこそ一層、鶴雄は品行が良かった。

これはその筈で、文治は品行正しく、どんな美人が岡惚れをしようとも女の方は見向きもしないで、常に悪人を懲し貧窮ものを助ける事ばかりに心を用いて居ります。

また普通にいって品行正しい、慈愛深いというだけでもやはりいま一息である。

けれどもこの店では、彼は誰よりも品行が正しく、かつて一度も借り倒したことがない。

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