「啓しいく」の例文

「啓しいく」の書籍での例文

啓書記、因陀羅というような万金の掛物をかけた座敷にも合う。

昔の人のした奢侈の、上品な、うら哀しい心がそこから啓示せられるのである。

乃ち此著たる、間接上我か國民教育の本源を啓發するの資に供し、裨益する所鮮少ならさるへし。

ロシアの民衆が無智の惰眠をむさぼっていたころに、いわゆる、ブルジョアの知識階級の青年男女が、あらゆる困難を排して、民衆の蒙を啓くにつとめた。

それ故に彼は先づ遠※的なる略本を公刊して世人を啓發することに勉め、機熟するを見て全本を示さうとしたに違ひがない。

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