嚇し出 の例文

嚇し出 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→嚇し

「嚇し出」の書籍での例文

おそらく狐か狸の仕業であろうから、今夜は嚇しに鉄砲を撃ってやろうではないか。
「白柄組とか名をつけて、町人どもを嚇して歩く、水野十郎左衛門が仲間のお侍で、青山播磨様と仰しゃるのは、たしかあなたでごぜえましたね」
」——犬殺しの目にはありありとそう云う嚇しが浮んでいます。
まずこう嚇して置いて、彼は無理に送り狼になろうとすると、女は別に拒みもしないで、黙って彼に送られて行った。
そこへ付け込んで相手を嚇しにかかるというわけで、こんな莫連おんなは男よりも始末がわるい。
それはこの晩、かの鼻緒屋のお捨を嚇したという怪しい娘によく似た女が、あたかもそれと同じ時刻に酒屋の裏口を覗いていたのを見た者があるというのであった。
まずこう嚇して置いて、おじさんはおふみの一件というのをしずかに話し出した。
退屈まぎれに、一寸嚇して遣らうと思つて、杖の尖で窓をこつ/\敲いた。
蘭人、(再び鸚鵡を嚇しつつ)こら、失礼な事を云ふな!

「嚇し出」のオンラインでの例文

私の人生の中で突然睨むやつが現れて、そいつを威嚇しようが反応せず、ただ静かに睨み続けるなんてそんな経験がない。
小型犬の動きは速かったけど嚙むというよりも小型犬なりに威嚇したという感じだった。
ラジオ体操が終わって家の方へ戻ると、モズ男が(元気に)何かを威嚇していた。
「椿ちゃん、遊ぼぉ!」「で、出たわね、雫!」椿に抱き着こうとする雫を椿はひょいとかわして威嚇した。
じっとりと背中に汗をかきながら、俺とトリメは猫がお互いを睨み合い、毛を逆立てて威嚇し合う写真を何枚も眺めた。

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