火を通じる路があり、孔中に妙薬を入れ、小団鉛を添へ、底を密
塞しておいて、海岸に的を置く。
ふり顧ると、其が又、地平をくぎる山の外線の立ち
塞つてゐるところまで続いて居る。
其が又、ふり顧ると、地平をくぎる山の外線の、立ち
塞つてゐる処まで続いてゐる。
外へ出ると暗い河原に鳴く千鳥、堰
塞を溢れる水の音、其さへ、記憶といふ程には残つてゐない。
じゃ、こちらの部屋をお貸しいたしましょう」と更めて決心でもした様子でそれと背中合せの、さっき
塞っているといった奥の河沿いの部屋へ連れて行った。
雪は五寸許りしか無かつたが、晴天続きの、塵一片浮ばぬ透明の空から、色なき風がヒユウと吹いて、吸ふ息毎に鼻の穴が
塞る。
東南はみな
塞つて居りまして、たつた一つ、半間四方の小さい窓が、八畳の部屋に開いて居るのであります。
雪は五寸許りしか無かつたが、晴天續きの、塵一片浮ばぬ透明の空から、色なき風がヒユウと吹いて、吸ふ息毎に鼻の穴が
塞る。