きしはず の例文

きしはず の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→きし

「きしはず」の書籍での例文

即、おほし、おほきしの意のお・しがこれである。
博多の帯がきし/\鳴つた。
ものゝふのよろひの袖を片しきし枕にちかき初雁の声
お菓子屋の「おきしさん」も美しい人であった。
二三日前、俺は、ここの渓へ下りて、石の上を伝ひ歩きしてゐた。
彼女は灰の上を転げ回り、灰の中にもぐり込み、そして羽をいっぱいに膨らましながら、激しく一羽搏きして、夜ついた蚤を振い落す。
たちまち姉は優しく妹の耳に口寄せて何事かささやきしが、その手をとりて引き立つれば妹はわれを見て笑みつ、さて二人は唄うこともとのごとくにしてかなたに去りぬ。
酒を早くと言ひおきしが、二人水より上り來りし頃には、酒至る。
女すこしばかり嘔きしが、遂にえ堪へで、横臥せる男の脛を枕にして臥す。
降りつゞきし雨、路上に微泥をとゞめて、空さりげなく、片雲だになき好天氣、日影ほか/\と暖きに、醉さへ加はりて、陶然として歩す。

「きしはず」のオンラインでの例文

寄生植物が寄生する相手のことを「寄主(きしゅ)」といい、ヤドリギはさまざまな落葉広葉樹を寄主とします。

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