定まりだす の例文

定まりだす の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→定まる

「定まりだす」の書籍での例文

なるほどこのところ数年は定まる家もなく旅やら食客やら転々としたが、関東をめぐる狭小な地域で、放浪なぞと言ふほどのものではない。
空洞な眼蓋を大きく開いて涯しない蒼空の奥へまで長い視線を注いでゐるが、何一つ定まる物は見てゐないのだ。
この小説の妙な題名は、私が入院中に無断発表されたため起ったもので、この小説の主たる題名は今もって私の念頭に定まるものがない。
形式の成ると共に、内容が定まる
これがつまり、実際的に見て、一国の文化水準如何によつて定まる問題なのである。
舞台の演技、即ち役者の芸なるものくらゐ普遍性をもち、素人にもその魅力がわかり、名の定まるのに棺を覆ふ必要のないものは稀であります。
事敗れて之を吾が徳の足らざるに帰し、功成って之を数の定まる有るに委ねなば、其人偽らずして真、其器小ならずして偉なりというべし。
(中略)男も定まる妻もなければと、つひ談合なりてそこを立ちのき、大阪にしるべありてひきこしける。
花の香もけやけくはあらで優に澄みわたれる、雲さまよふ晨、風定まる黄昏など、特に塵の世のものならぬおもむきあり。
国の興ると亡ぶるとはこのときに定まるのであります。

「定まりだす」のオンラインでの例文

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