寄越生動 の例文

寄越生動 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→寄越

「寄越生動」の書籍での例文

)私に書面を寄せて、先生の『社会問題研究』はいま頻りに問題にされてゐる、面倒な事態の起らぬ中に、一日も早く刊行を中止するやうお勧めする、などと言つて寄越した。
」と、花政の爺さんが景ぶつに寄越したのだと言ふのである。
もっと冷静に書いて寄越して下さい」と苦り切った手紙を寄越さなければならないほどの感情にあふれた走り書を私が郵送するのも多くそういうときである。
「ぢや、僕の方へ少し寄越しとけ、僕はここ三週間ほど仕事の合間だから、相手になつてゐてやれる。
それを今、半分に破いてこっちへ寄越せ。
……大通り四ツ角の郵便局で、東京から組んで寄越した若干金の為替を請取って、三ツ巻に包んで、ト先ず懐中に及ぶ。
ねえ、いつか末起ちゃんが寄越した、泣けるような手紙ね。
最初の頃、妹は殆ど三日にあげず手紙を寄越し、その中には文字のあまり達者でない父の代筆も再三ならずあつた。
それに對する返事だと思ふが長文の手紙を寄越した。
老妓はそれまでの指導の礼だといって、出入りの職人を作者の家へ寄越して、中庭に下町風の小さな池と噴水を作ってくれた。

「寄越生動」のオンラインでの例文

その老婆はお金が足りなくて、使いを寄越すにはもう一泊しなければならないので、あるモノを売るからお金を融通してくれという。
朝は母に「早く会社に行け」と怒られ、夕方は猫に「早くエサを寄越せ」と怒られる。
父の隣に立ち、これから試し斬りを行う数振りの刀を抱えた兄がちらりとこちらに一瞥いちべつを寄越す。

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