つまり若い學生達の催でも、かうした學界の
專門家達の眞面目な眞劍な興味を喚起したことは明かで、これを以て見ても、拓本の學界に於ける價値を知るに充分である。
先づ履歴から言ふと、今のＹ——大學がまだ
專門學校と言つてゐた頃の卒業生で、卒業すると間もなく中學教師になり、一年ばかり東北の方に行つてゐたらしい。
私は自分の
專門として、唐時代の歴史は多少調査して居る。
これは『創作』といふ短歌
專門の雜誌で去月十六日誌友小集を開いた時の記事の一節で同誌八月號に載つてゐるものである。
類似の企圖はよくある手で、鎌倉時代にも徳川時代にも明治時代にも現れたことがあり、
專門家には珍しくはない。
專門學校程度以上の學校の學生々活を經驗した者なら、誰でも彼の短篇小説の一つ二つには原文で接觸してゐよう。
勿論この問題は
專門家に由て飽迄も研究されねばならぬのであるが。
妖怪の研究と云つても、別に
專門に調べた譯でもなく、又さういふ
專門があるや否やをも知らぬ。
さてこそ、女子大學と名乘る能はずして、女子
專門學校と名乘れる也。
