巨の例文

巨の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「巨」の書籍での例文

一巨桶を扛して出づ。

芥川竜之介

これが飛行家の観察した悪魔の尿溜だが、つぎに、その奥にあるといわれる巨獣の墓場のことである。

小栗虫太郎

帯と思ったのは巨きい蛇であった。

中国怪奇小説集

神仙駅に巨きい蛇が出た。

中国怪奇小説集

先祖の中で自分は家系中の巨石だと信じた人は自分の善悪両面の体験を書き遺し子孫の実力生活の参考にするがよい。

非凡人と凡人の遺書

いまの世の中に東京駅よりも大きい巨獣が棲んでいるなんて、それだけでもう沢山よ。

その住居のある所は、巨鹿城に近い廓町の最も俗塵に遠い一区劃だった。

芥川竜之介

それから見る見る巨きな姿をあらわす。

梶井基次郎

先生今「鏡花全集」十五巻を編し、巨霊神斧の痕を残さんとするに当り我等知を先生に辱うするもの敢て※劣の才を以て参丁校対の事に従ふ。

「鏡花全集」目録開口

芥川竜之介

鋳にたる巨鐘、無窮のその声をぞ

「巨」のオンラインでの例文

冬の太陽が巨石群を照らします。

何処ぞのさん

　巨悪の根源はショップ店員・カワタニさん。

偽古典らしさを保ちつつ、様々なキャラクターが行き交う爆笑巨編です。

↑謎の巨石も神々しい。

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