しかし、これは不自由なことであって、かつおぶしのある日本人はまことに
幸せである。
良体験をもったものは、よい料理ができ、よい味覚がそなわり、
幸せであり、美味いもの食いの資格が高い。
野良猫のやうに飯を食ひ、なまじひに人間なみの過分に多感な飯の食ひ方をしないだけでも
幸せだ。
しかし、こゝに
幸せなことは、東京は変化の激しい都会である。
ヒマツブシのお役に立てば
幸せですが、個人の私生活に関するゴシップの類は取扱いません。
私のこの書物が、その道を指し示す案内の役に立てば非常に
幸せである。
今の小学生は、その点では随分
幸せだらうと思ひますが、私がちよつと気のついたことをこゝで申しますと、第一に教科書全体が「書かれた文章」であります。
病床にある同氏への御見舞ともなればこの上もない
幸せである。
そしてそれについていつもながらの直截な議論に接したことを
幸せに思ふ。
茶漬けを食いたいと要求する肉体が、自分の好きな茶漬けを食えたらこんな
幸せはあるまい。