張り倒 の例文

張り倒 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→張り

「張り倒」の書籍での例文

「いや、もう、お話にならねえ」と、治六は帳場の前にぐたりと坐って馬士張りの煙管をとり出した。
そのうちに何だか机ぐらいの大きさのものがとんで来て、彼を張り倒した。
僅に変らないものと云っては、あの張りのある、黒瞳勝な、水々しい目ばかりであろうか。
そうしてさらにまたある一団は、縦横に青空を裂いている薔薇の枝と枝との間へ、早くも眼には見えないほど、細い糸を張り始めた。
若い者のこった、ちっとは面白いこともなけりゃあ稼ぐ張り合いがねえというもんだ。
金造は蜜柑山をもち、慾張りと云われた。
硝子戸から客間を覗いて見ると、雨漏りの痕と鼠の食つた穴とが、白い紙張りの天井に斑々とまだ残つてゐる。
尼僧のおとづれてくるやうに思はれて、なんとも言ひやうのない寂しさ いらだたしさに張りもなくだらける。
そのかたわらの鉄網張りの小屋の中に古色を帯びた幾面かのうつくしい青銅の鏡が、銅像鋳造の材料として積み重ねてあるのも見ないわけにはゆかなかった。
「戦争がないと生きている張り合いがない、ああツマラない、困った事だ、なんとか戦争を始めるくふうはないものかしら。

「張り倒」のオンラインでの例文

その後、赤ちゃんの心拍とお腹の張りを測るモニターをつけて様子見。
ビロード張り(?)のような赤い布張りの椅子の背凭れには、白いカバーが掛けられている。
ライダーベルトにしてもゲームしても、結構値が張ります。
・バスタブ内の上の方(湯張り時に水面がくる部分。
扉越しに聞こえてくる声に相槌を打ちながら僕は湿布を張り直し、包帯を巻きつけてゆく。
半年で土の一部になりました障子の張り替えこれはゲストハウスの方ですが、障子の張り替えを一緒にしました。
機能や音質を求めると値は張りますが、検討の価値はあります。
例えば、石積み(張り)工事、コンクリートブロック積み(張り)工事です。
そのことが自分自身の日常の張りにもなってきます。
釣り堀は海に大きな網を張り、そこで釣りをする仕組みのようだった。

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