張合 の例文

張合 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「張合」の書籍での例文

張合がなくて、甜められたやうな、なさけない気持にならないかね。
途中で息が切れさうになることもあるが、それを我慢して押し通すところに、一種の張合が生じる。
さういふ現状のなかから、期待すべき人々を挙げるとなると、勢ひ挙げても挙げなくてもおなじことで、私にもなにか張合がない。
安井内相の談話として、「正しいことを行ふのに張合のある制度を作る」といふ意味のことが新聞に発表されてゐたが、これも私は気に入つた。
「なぜ久しく戯曲を書かなかつたか」と云へば、端的にいふと、戯曲家としてどうにも張合がなくてしやうがないと思へることが、あまりにも多すぎるからである。
かういふ時は、もつと勇ましさうにしてゝくれなきあ、張合がないぢやないの。
かわりめ毎に覗き覗きした芝居も、成田屋や五代目がなくなってからは、行く張合がなくなったのであろう。
「之がもう少し大事件だと張合があるが、窃盗位じゃ詰まらないねえ」
私は、張合が抜けて父の室に行って見ると、新聞を読んでいた父もいつしか眼鏡をかけたまゝ、手枕をして眠っている。
急に張合が抜けて、恭三はぼんやり広間に立って居た。

「張合」のオンラインでの例文

「張合」の現代の例文は見つかりませんでした

「張合」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

角逐競合い張りあい争い相克張合い相剋競り合い競合競争競り闘争太刀打ち対抗

「張合」の関連語句

集団行動

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