惜しみ無残 の例文

惜しみ無残 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→惜しみ

「惜しみ無残」の書籍での例文

しかし神様は、彼に知恵を与えることを惜しみたもうた代わりに、彼の五官器のうちのあるものを、普通の人間よりも遥かに鋭敏ならしめたもうたのであります。
私は屡々形式的な返事さへ出し惜しみをする傾きがある。
彼は浪費家であるけれども、根は吝嗇で、つまりキンケン力行の世人よりもお金を惜しみ物を惜しむ人間の執念を恵まれてゐるのだが、守銭奴の執念をもちながら浪費家だ。
行春を近江の人と惜しみける 芭蕉
家の奥座敷でお辻の死体をそれに入れる時「出し惜しみが急に気張つたのでお辻さんは風邪をひくわい」と兼々気まづかつた親類の一人が、わざと聞えよがしの陰口をきいた。
かゝる現実の歴史に、なにものかをつけ加へる労を私は惜しみたくないのである。
志賀氏は惜しみ過ぎると思われるくらい、その筆を惜しむ。
かのロマンチシズムの恍洋たる波に揺られて、年若くして死んだ、キイツ、シェリー、透谷、樗牛、其の詩人等を惜しみ、人間は、若く、美しい時分に死すべきものだ。
若し、その人を忘れずに、記念せんとならばその人が、生前に為しつゝあった思想や、業に対して、惜しみ、愛護し、伝うべきであると。
日が暮れかかる前に、ちょうと花とは、たがいにこういって、別れを惜しみました。

「惜しみ無残」のオンラインでの例文

船山貴之費は惜しみません。
伊集院光さんの深夜の馬鹿力みたいに、毎回お題が変わるタイプのコーナーなら、出し惜しみせずに週10通以上送るのもオススメします。
若様という人間を惜しみなく聴かせてくれるし、カスミン(春日さん)のスタンダードなツッコミもベストマッチ。
中国由来の「勿体」には仏典の匂いがしますが、日本語の「勿体無い」と転化することで「惜しみ、愛しむ気持ち」を併せ持つことになったのでしょう。
ですから私はこの新刊で、彼ら寛大な協力者に対して、感謝の念を予め惜しみなく記します。
そういう意味では、エイトスという会社はまさにこれから組織を創っていくフェーズだったので、惜しみなく発揮できる環境だと考えました。
彼もまたスタンド使いで有名漫画家なのだが、漫画を書くための研究に惜しみなく、漫画にするためなら蜘蛛の味を舌で確かめるようなシーンまである。
地元との別れを惜しみ、電車に揺られること約2時間半。
美しい盛り付けを崩すのを惜しみつつ、辛いカレーと豆・かぼちゃなどの甘いカレーを交互に食べる。
締め切りに間に合わせるために見えなくしたり、省いてしまったりするようなコマも、出し惜しみせず描けるようになりました。

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