しこと の例文

しこと の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→しこ

「しこと」の書籍での例文

松川彼処に住ひてより、別に変りしこともなく、二月余も落着けるは、いと珍しきことなりと、近隣の人は噂せり。
奇絶なる鼻の持主は、乞丐の徒には相違なきも、強ち人の憐愍を乞わず、かつて米銭の恵与を強いしことなし。
一、「何々は脚がわるい」と云われし馬の、断然勝ちしことあり、またなるほど脚がわるかったなとうなずかせる場合あり。
「その後富士司の御鷹は柳瀬清八の掛りとなりしに、一時病み鳥となりしことあり。
一、著者今日に至るまでその著述を出版せしことはなはだ少なし。
鴎外漁史は曾つてS・S・S・社を代表して「しがらみ艸紙」の本領を論ぜしことあり。
されど、時偶発する言葉により、同人が小机在の僧侶の妻にして、夫の嫉妬のために左眼を傷つけられ、それが引いては、入水の因をなせしこと明らかとなれり。
定めし少女も小生と同様、桜の花や花崗岩や潮の滴る海藻を想ひ居りしことと存じ候。
かかる保証を有ちながら、私が所有地解放を断行しなかったのは、私としてはなはだ怠慢であったので、諸君に対しことさら面目ない次第です。
城下より来たりて源叔父の舟頼まんものは海に突出し巌に腰を掛けしことしばしばなり、今は火薬の力もて危うき崖も裂かれたれど。

「しこと」のオンラインでの例文

Fig.2.にしこと阿武宏。
画像とは少しことなりますが基本の色使いは、明るいベージュの地色に、焦茶色・淡茶・赤茶の組み合わせです。
この2つの気持ちが、日々、しこを踏んでがっぷり四つ、取っ組みあっています。
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