「月給泥棒」の例文

「月給泥棒」の書籍での例文

▲余の住ってる町は以前は組屋敷らしい狭い通りで、多くは小さい月給取の所謂勤人ばかりの軒並であった。

児童を教育するにつけても、学校を卒業させて月給に有附かせる外には望みは無いから、学校の教課書さへ読んでればいゝやうに思つてゐる。

新は今月からまた月給が上るというとった。

二十八日の月給日に堀川教官殿と書いた西洋封筒を受け取るのにはかれこれ二週間も待たなければならぬ。

若い外交官の月給などは高の知れたものですからね。

或る出版会社に勤める彼女の僅かばかりの月給では、夫の失職中、そうでもしなければ、一家の生活を支えてゆくことがとても出来ないのだった。

先方では、月給に定めてもいいし、一匹殺して幾らと定めてもいいと言っているんですから……。

「今月は、いくら月給を貰ったい？」

当時百円の月給取と云へば、勿論人に羨まれる身分だつたのに相違ない。

月給の中から黒い背広を新規に誂えて、降っても照ってもそれを着て学校へ通うことにした。

月給は分からないがまぁ安定性は高いだろう。

当時、田舎の夜職は日本人でもフルで働いて月給十数万だったので、フィリピン人だともっーと！少ないでしょうね。