しかし支那の
本国ではともかくも、日本では昔から『剪燈新話』がよく知られて居りまして、これは御承知の通り、明の瞿宗吉の作ということになって居ります。
キンギン国は、そこが
本国であったが、アカグマ国のイネ州は、
本国とはかなり距たっていた。
だから私たちも、ここにいる間は別に中国人やベトナム人を装う必要なく、わたし達は、日本人だぞと大ぴらに
本国の国籍を表明していて一向さしつかえないのであった。
一艘はそのまま
本国へ、他の六艘は下田へ向ったという取沙汰であった。
彼は、
本国への使者として浪花表で本隊と離れ、大和伊賀をさ迷った末、故郷へ辿りついたのである。
「僕はきのう
本国の政府へ従軍したいと云う電報を打ったんだよ。
その証拠に、堺にいた家康など泡を喰って
本国へ逃げ帰っている。
然るに公家一味の者の外は、空しく恩賞の不公正を恨み、
本国に帰って行く。
彼等は、昔、
本国から極東へ逃げ、シベリアから支那へ落ちのびて来た。
しかるにこのデンマーク
本国がけっして富饒の地と称すべきではないのであります。