「果てしご」の例文

「果てしご」の書籍での例文

従つてその空想の奔馬は自在に荒れ狂つて、遂には果てしもない無有郷へ行くか現実をどうどうめぐりして、そのまま没落してしまふ。

釣れない時

佐藤惣之助

それも秋で、土手を通ったのは黄昏時、果てしのない一面の蘆原は、ただ見る水のない雲で、対方は雲のない海である。

海の使者

泉鏡花

宥めても賺しても肯かない以上、いくら気違いでも、東照宮のお使でも、穏便に取り扱っていては果てしが無い。

半七捕物帳

岡本綺堂

酢の面に縮緬皺のようなさざなみか果てしもなく立つ。

食魔

岡本かの子

水涸れ果てし噴水の大水盤の繞には、

第二邪宗門

北原白秋

こんなことを彼は昨今二日の間果てしもなく考へて、遂には何が何だか分らなくなつた。

厄年

加能作次郎

もっとはっきり言えば、果てしのない波濤の彼方に、それにとり囲まれてその位置が見分けられた。

メールストロムの旋渦

佐々木直次郎

普魯西兵の列は、蜿蜒として、果てしもなく続いた。

狂女

秋田滋

下は海辺の砂地に作られた西瓜畑で、果てしもなき碧緑の中に十一二歳の少年がぽつりと一人立っている。

故郷

井上紅梅

「果てしご」のオンラインでの例文

愛しい人を思う果てしない運命は、現代の私たちを手繰り、引き合わせる. . . マハさんの優しい結末にホッとします。

村田千沙

太陽の寿命は100億年とされていますが、果てしなく長い時間ではありますが必ず終わりが来るという事実を私自身の人生に置き換えて作品を制作しています。

若林薫/絵画講師

歴史は過去との果てしない対話である」というインスタから、私が知らなかったことばかりを拾ってみました。

ノリノリ

覚えることが果てしなくあって、めちゃくちゃ大変だったけど、そのたびにできることもどんどん増えていって、楽しかったなぁ。

ゆら

それに仕事は果てしなくあったので、すぐに長時間残業の毎日になってしまいました。

松井博

そう思うと、文学の奥深さは果てしない。

かのすけ

ひいてはSNSやYouTubeなど、エンタメにおけるライバルは果てしない。

バイク川崎バイク(BKB)

しかし、人生というものは、果てしないほどに長い。

ぴょんきち

それこそが、ジャニーズグループの果てしない命題であり、だからこそ、SixTONESの旅はまだ始まったばかりなのだ。

松本侃士

「宇宙」という果てしなく大きなものの秘密が、自分という「小さな」存在を通じて開示される。

たいたけ

果てしごの例文

「果てしご」の書籍での例文

「果てしご」のオンラインでの例文

「果てしご」の他の表現

「果てしご」の関連語句

果てしご の例文

「果てしご」の書籍での例文

「果てしご」のオンラインでの例文

「果てしご」の他の表現

「果てしご」の関連語句

果てしごの例文