案じ動 の例文

案じ動 の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。


基本形→案じ

「案じ動」の書籍での例文

女の足で箕輪から山の手の番町まで往復するのであるから、時のかかるのは言うまでもないが、それにしてもちっと遅過ぎると十吉は案じ顔に言った。
そんな噂を立てられては男の為にもならないと案じた。
そこでこの機会に於て、遺言代りに、子沢山の子供の上を案じてやってるんだあナ」
水戸はこの友情に篤いドレゴがその夜飲み過ぎたことと、日頃に似合わず虚無的な影に怯えているらしいことを案じて彼の邸まで送って来たのである。
いろいろ思い案じた挙句、今の内にお君と結婚すれば、たとえ妊娠しているにしても構わないわけだと気がつき、ほッとした。
将軍家のお側近う召さるるなどと、夢のようなことをたのみにして、心ばかり高う打ちあがり、末はなんとなろうやら、わたしは案じられてなりませぬ。
日本橋呉服町に在る宏壮な建築物の二階で、堆く積んだ簿書の裡に身を埋めながら、相川は前途のことを案じ煩った。
丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ
梅「寒いから一杯お飲べかえ、沢山飲むといけないよ、二合にしてお置よ、三合に成ると少し舌が廻らなくなる、身体に障るだろうと思って案じられるから」
医師は昏睡が来る度毎に何か非常の手段を用いようかと案じているらしかった。

「案じ動」のオンラインでの例文

戸惑い、悲しみ、それでも自分を奮い立たせて、その子の幸せだけを案じて願って。
逆に案じてくれるのかもしれない。

©2025 ALCL Media Div. All Rights Reserved

〒160-0021
新宿区歌舞伎町 2-25-8 エコプレイス新宿ビル 124
ALCL メディア事業部