「案出と」の例文

「案出と」の書籍での例文

重税と国司の貪慾、それをくゞる脱税法の案出、之が元来日本農村の性格であつて、淳朴などとよぶべき性質のものではなかつた。

即、標山は、恐怖と信仰との永い生活の後に、やつと案出した無邪気にして、而も敬虔なる避雷針であつたのである。

猿楽能の、元曲から案出せられたものとする説などが、其である。

これも彼の最後の名望慾が案出したのである。

菊池寛作「真似」の奇怪な効果は、彼の案出した扮装と照明法によるものであつた。

何人が武士道を案出したか。

今度、われわれは、その点にも一つの試みを断行し、装置のプランは演出者自身の手でこれを案出し、装飾的部分で画家の協力を求めることにした。

元来さう云ふイズムなるものは、便宜上後になつて批評家に案出されたものなんだから、自分の思想なり感情なりの傾向の全部が、それで蔽れる訳はないでせう。

そしてとうとう一策を案出したのです。

それに、手兒名の兒から案出して安産講が出來、お産の神樣に成つてゐる。

いくつかのリサーチ、分析と検証をしながらロゴ案出しは当時いたデザイナー総出で取り組みました。

アナログをほぼ描いたことがないのではっきり比較できないけれど、デジタルは案出しもとても楽だと思う。