殊勝 の例文

神妙・感心 等の意味を持つ「殊勝」の例文です。カジュアルな用途・伝統的な用途のそれぞれを知れます。

「殊勝」の書籍での例文

ところが此の病院では私の心掛けが殊勝だといふのであらうか、三十分に規定された面会時間を一時間に——あゝ延長してくれた。
小学校時代などには、友達がめんこを始めると、そっとその場から逃げ帰って来たほど、殊勝な心持でいたものです。
さりながら人気の奴隷となるも畢竟は俗物済度といふ殊勝らしき奥の手があれば強ち無用と呼ばゝるにあらず、却て之れ中々の大事決して等閑にしがたし。
あんまりしつっこく、殊勝らしくたのむものですから、おばあさんもうかうか、たぬきの言うことをほんとうにして、縄をといて下ろしてやりました。
そはかようなる殊勝の心掛けが婦人の側にのみありて男子の側に無きの一事なり。
何と山男にも似合ふまじい、殊勝な心映えではおぢやるまいか。
——フランシス上人の後へついて、殊勝らしく、そこいらを見物して歩きながら、悪魔は、私にこんな事を考へて、独り会心の微笑をもらしてゐた。

「殊勝」のオンラインでの例文

それで、先ほどの殊勝なもの言いは誰かの入れ知恵だろう、という想いを強めた。

「殊勝」の他の表現

日常的に使用されていない形のものも列挙します。実際にその使用されているかは、クリックして例文を確認してください

奇特神妙感心美事見事あっぱれ

「殊勝」の関連語句

好ましい好もしい価値ある立派

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