これがよし悪しを見分け、その特徴を捉えて、得失を考え、適宜にあんばいし、無理のない、合
法的な真に美しい、食って美味い料理にすることは容易な業ではない。
食を説くかぎり食品そのものの持つ特質を鋭敏に察知し、そこから料理を工夫発見し、合
法的に処理するなら、食ってうまい。
芸術というものは、その実際のハタラキは芸という魔
法的なものではなくて、生活でなければならぬ。
文
法的には意義がなくて、気分的には、其必要があつたらしい。
(イ)は、文
法的語感の持ち方に依つて違ふ所もあらうが、大体に於いて、領格「つ」を以て代入出来さうに、現代の感じでは思はれる。
(A)は無意識的に音韻の変化したものであるが、(B)は故意に文
法的属性を形にあらはしてそれに接尾語を呼んだものである。
行くところへ行くといふ自然
法的な解決も考へられないことはない。
若干のデマゴジイを許してもらへば、これこそ、昭和の歴史を飾る合
法的愛国運動だと思ふが、賛成者はありませんか?(一九三三・四)
一、標準語は、文
法的には正しいかも知れぬが、元来、「活きた言葉」として、自然な感情を盛るに適しない。
合
法的に卑俗化するといふ顕著な現象を、最早、何人も制止し得ない「制度」を確立してしまつたのである。