未だに進化の過程で
淘汰されずに残っている孤独感というものは、進化にとって必要だったからからだと思います。
使い勝手の悪いアイテムたちを
淘汰していったら、なんかこうなってしまいました。
声をあげて泣いているわたしのなかで、戦争によって
淘汰されたのはわたし。
生来の能力によってではなく文化によって
淘汰され、かたちが整えられたのだ。
かつては「着用はしないが、捨てるには惜しい服」が多数クローゼットにあったが、それが先述の理由で全て
淘汰され、コンスタントに着用する服しか残らなくなった。
「自己犠牲」などと悠長な、達観的なことを言って優越に浸る呑気な現代人は畢竟
淘汰される、と考えられるからだ。